大人の愛着障害とは
~いつも漠然とした生きづらさを感じてきた方へ~

人といると
どこか気をつかいすぎてしまう
本当はどうしたいのか
すぐにはわからない
あとになってから
「あれはイヤだったな」と気づく
そんなことはありませんか?
たとえば、
- 食事のときに「どれがいい?」と聞かれても、すぐに決められない
- 本当は少し違うと思っても、相手に合わせてしまう
- 周りの役に立とうとして頑張るけれど、あとでぐったりしてしまう
- 自分の中にいくつかの考えがあって、どれが本音なのかわからなくなる
一つひとつは
小さなことかもしれませんが、
こうしたことが続くと
日常の中で少しずつ
疲れやすくなっていきます。
そしてもしかすると、
本当はどうしたいのか
わからないまま
ここまで生きてきてしまったのかもしれません。
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人は、子どもの頃に
自分の気持ちを
受けとめてもらうことで
「ここにいていいんだ」
という安心や
「このままの自分で大丈夫なんだ」
という感覚を
少しずつ育てていきます。
これが、いわゆる
「愛着」
と呼ばれるものです。
ですが、現実には
- 厳しい言葉や態度の中で育ってきた方もいれば
- 忙しさやすれ違いの中で、気持ちを受け止めてもらう機会が少なかった方もいます
つまり
親がわかりやすく
つらい関わり方をする存在
だった場合もあれば
そうでない場合でも
十分に満たされなかった
ということは起こり得ます。
その中で子どもは
自分なりに
やり方を身につけていきます。
- いい子でいることで受け入れてもらおうとする
- 場の空気を読んで、周りに合わせる
- できるだけ迷惑をかけないように振る舞う
- 自分の気持ちよりも、相手を優先する
こうしたやり方は、
そのときの自分を守るために
必要だったものです。
そうやって、
何とかやり過ごしてきたということです。
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ただ、そのやり方が
大人になってからも続いていると、
- 自分の気持ちがわからない
- 人に合わせすぎてしまう
- 安心できる感覚を持ちにくい
といった形で、
大人になっても
漠然とした生きづらさとして
表れてくることがあります。
こうしたことは
「大人の愛着障害」
として説明されることがあります。
そしてその背景には
気持ちを十分に
受けとめてもらえない中で
自分なりのやり方を作って
何とか生きのびてきた
「アダルトチルドレン」という状態
その中でも
親が世間的には問題なさそうに見える場合には
「隠れアダルトチルドレン」
と呼ばれる状態が関係しています。
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大切なのは、これを
「自分の性格の問題」
として片づけないことです。
むしろ
なぜここまで気をつかってきたのか
なぜ自分のことが後回しになってしまうのか
その背景を知っていくことが
回復の第一歩になります。
そして
今までのやり方で
何とかやってきた自分を
そのまま認めてあげることも大切です。
どんな形であっても
それは
あなたが生きてくるために必要なことだったからです。
そこから
大人の愛着障害の回復は始まります。
「愛着」
つまり
「安心」や「自己肯定感」を
得られるようにするためには
今までやってきたことを知り
その自分を認めることから始めていきます。
その上で
必要があれば
- 環境を変えていく
- 考え方のクセに気づいていく
- 健全な人のやり方を知っていく
- つらい記憶や感情を終わらせていく
そういったことを通して
気持ちを感じられる
安心を感じられる土台を作っていきます。
それから
気持ちを感じる練習を進めていくことで
安心を感じられるようになり
「このままでいい」
「自分で選んでいい」
という感覚を
育てていくことができるようになっていきます。
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今すぐ大きく変わる必要はありません。
少しずつで大丈夫です。
あなたのペースで
あなたの感覚を取り戻していくことができます。
ここまで読んでくれて
ありがとうございます。
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今回の内容は
「隠れアダルトチルドレン」
と呼ばれる状態とも深く関係しています。
そちらの視点からも見ていくと
回復を進めやすくなるかと思います。
もう少し具体的に知りたい方は
こちらのページも参考にしてみてください。
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